医局員コラム

病棟主治医の日々 阪大病院皮膚科病棟医長
横見明典

病棟医長の横見です。
今回は病棟主治医の1週間をご紹介したいと思います。
月曜日
初診のシュライバー係、入院患者さんの問診、診察等大変忙しい日です(月曜日は一番入院患者さんが多い日です)。午後よりアトピー外来のシュライバー。夕方より病棟スタッフと主治医での病棟回診、その後、入院患者さんのカンファレンスをしています。主治医はその後もカンファレンスを受けて仕事をしています。
火曜日
当科全日の手術日です。午前、午後含めて、手術担当者、手術症例の主治医は手術場で助手をしています。火曜日も新入院患者さんの多い日です。午後は膠原病外来のシュライバー、パッチテスト外来、エコー外来、夕方は病理カンファレンスがあります。月、火曜日は検査入院患者さんの検査日であることが多く薬剤テスト、食物負荷テスト、パッチテスト、光線テスト等もよくやっています。
水曜日
この日は午後より教授回診、その後病棟カンファレンス、外来患者さんのカンファレンス、病理組織検討会、学会発表の予演等々あります。教育的回診のため大変勉強となる日です。
木曜日
主治医の先生の話では、どちらかというと穏やかな日?だそうです。初診のシュライバーは毎日あります。午後より担当者は褥瘡回診をしています。また、文献検索、勉強等に適した日です。
金曜日
午前は外来処置担当、光線治療担当(乾癬外来があるため)があります。外来処置担当(生検等外来補助が業務です)はかなり忙しいです。午後より病棟スタッフと主治医での病棟回診をしています。翌週の入院患者さんの確認もしています。
土曜日曜
処置担当者、重症患者の主治医は土日も出勤しています。

入院患者はほぼ毎日あります。体制は主治医,指導医の2人体制で患者さんを診ています。学会発表は年3回程度あります。入院症例、手術症例は診療案内を参照してください。飽きることのない1週間を過ごせると思います。
平成24(2012)年7月19日掲載