医局員コラム

平成25年度新入医局員歓迎会
(大阪大学銀杏会館ミネルバにて開催)
平成25年4月14日
種村篤医局長
去る4月3日、H25年度大阪大学皮膚科入局員歓迎会が大学構内の銀杏会館にて行われました。御出席された先生方お疲れ様でした。今年度も皮膚科医を目指す多くの医師たちが入局し、10年後の大阪大学皮膚科の中心を担っていかれることと思います。歓迎会では、まず片山教授より日本の皮膚科を取り巻く現状、大学病院・関連病院・近隣の皮膚科診療所間の棲み分けの重要性、および将来的な皮膚科(医)の在り方などに関してお話を頂きました。その後、各新入局員の自己紹介に加え、今年度より大阪大学附属病院に復帰・赴任された先生方の挨拶もありました。特に、高知大皮膚科准教授より大阪に戻ってこられた樽谷勝仁先生とも久しぶりにお会いし、(私が入局した)当時を懐かしく思い出しました。今月より近畿中央病院に皮膚科部長として赴任されており、乾癬を中心とした炎症性角化症の診療がより一層力強いものになると思っております。今年度は大学スタッフの留学に伴う異動や他大学からの転局もあり、これら多くの人的交流が大阪大学医局全体を活性化し、より良い診療に還元されるものと確信しています。私個人的には、これら新人先生方の中から皮膚悪性腫瘍に興味を持ち、ともに汗を流してくれる医師が出ることを楽しみにしています。今後とも宜しくお願い申し上げます。

平成25(2013)年4月18日(一部修正)